差別と日本人

9月25日(木)

北海道から戻って、シルバーウィーク後半をやりすごし、久しぶりに職場に。英語レッスン、学生2名と面接でほぼ時間がなくなったが、帰宅途中に宮脇カルチャーセンターで本を買い込む。最近はやや本の購入を控えていたせいか、目につく本が多く4冊購入。久しぶりに本にお金を使った感じ。研究はとりあえずのノルマをこなす。

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「ソフィーの世界」は上巻を読み終わったので、ちょっと一休み。北海道旅行中は、他の本に手を出すことに。まずはR.P.ファインマン著「ご冗談でしょう、ファインマンさん」。ノーベル物理学賞受賞者のお気楽エッセイであるこの本は、かなりのヒットなので、改めて感想を。

それ以外に読んだのは、辛淑玉、野中広務「差別と日本人」。日経の広告で目につき、高松空港書店で購入。この手の書籍に手が伸びることは、実はほとんどないのだが、最近やや政治家のことが気になっていて、その中でも気になる1人が野中氏、というわけで、ざざっと読ませてもらいました。

勉強不足もあり、内容自体については、あまり書けることはない。が、差別は、それをなくそうとする行動自体が差別を強固にする側面があり、また差別の解消を求め活動すればするほど、活動家やその家族が苦しむ、という構造を持っており、解決が難しいことがよくわかった。経営系の本でいえば「OLたちのレジスタンス」と同じ構図である。苦しんでいる人が多くいることがよくわかるだけに、心が苦しくなる。しかし、これらに関しては、別の意見もあるのだろうなぁ・・・。というわけで、機会があれば、別の角度からの著作にも目を通してみたい。一応、その手の本であろうと目星をつけているものはあるのだけど。

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明日は手帳に何の予定も書き込まれていない。真っ白は久しぶり。有効に使いたいなぁ。

不具合発生

5日の東京出張から帰宅。帰りの羽田からの飛行機は,いったん離陸したものの,不具合が発生して,羽田に戻ることに・・・あわわ。

私の席は左翼のちょうど横のあたり。離陸したときから妙な音がしていて,気になっていました。すると,油圧系統に不具合発生,羽田に戻る,のアナウンスが。15分程度で羽田に着陸,とのこと。まさか!!

周囲の乗客は,あまり気にしないように振る舞っているようで,機内は意外と平静。私は初めてだけど,よくあることなのかなぁ・・・。しかし,いろいろ考えてしまうし,あまり思い出したくない15分でした。無事,羽田着。ほっ。

空港に降りると,タラップがあり,下のバスへ移動。タラップからは私が乗っていた席の横にあった左翼の根本あたりの下に,タオルが敷き詰めてあるのが見えました。オイルが垂れていたのかなぁ・・・怖い。

別の飛行機で(同じ飛行機を修理して飛ぶのだけは勘弁,と思っていたので,よかった),1時間後に再び離陸。ちょっと聞き慣れない音がするだけで,びくっとしましたが,今度は無事高松に着きました。やれやれ。

なんだか一層飛行機に乗りたくなくなりましたわ。明後日,また乗ることになるんだけど・・・。

メモ

一日ら学生と共同の取り組みが続く。午前中は,観音寺商店街活動「ドピカーン観音寺」のケース作成のまとめ。最終ミーティングとなるかなぁ・・・。午後は,松浦唐立軒へのインタビュー調査の顔合わせ。学生とともに,営業活動のインタビューを行う予定。こちらは,これからが本番。やれやれ,仕事は続きます。

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ソフィーの世界について。重要な点,確認を含めて,メモ代わりにまとめます。書かないと忘れる,は,フィールドワークの鉄則ですが,最近読んだナンバーで,野村監督も強調していました。

デモクリトス:世界には無限に多様な原子がある
ソクラテス:わたしは自分が知らない,というたった1つのことを知っている。認識の確か基礎とは理性だ。
プラトン:イデア論。自然界のすべての現象は永遠の型,つまりイデアの影だ!
アリストテレス:人間は生まれながらにしてイデアなどもっていない。形相と資質。論理学,概念と概念を関係づけることだ。中庸の徳。
アウグスティヌス:イデア論とキリスト教の関係。イデアは神のもの。
トマス・アクィナス:アリストテレスとキリスト教の関係:真理のうちのあるものは理性と観察によって得られる。真理のあるものは,神が聖書を通じて示している。
ルネサンス:源に戻れ!サン・ピエトロ大聖堂。経験的方法。
フランシス・ベーコン:知は力だ
ガリレオ・ガリレイ:慣性の法則
アイザック・ニュートン:万有引力の法則
バロック:いびつな真珠。メメント・モリ(死を忘れるな)
デカルト:方法序説。本当の意味で存在するのは何か。疑わしいと考えているならなば,そう考えている自分がたしかに存在する。コギト・エルゴ・スム。神の存在は考える私とまったく同じぐらいはっきりしている。二元論者。思惟と延長(ひろがり)。
スピノザ:あるのはたった1つの実体だ。一元論者。神すなわち自然。神がすべての出来事の内なる原因である。

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ああ,疲れました。ちなみに,上巻には,ロック,ヒューム,バークリが残っています。

明日から東京出張です。

営業改革

午前中は休憩しながら、今後の戦略を練る。研究会まであまり時間がなく、とりあえずMD研究のレビューを最優先でやることにする。11月末の流通研究投稿締め切りに、間に合う・・・だろうか??

午後から文献サーチに。論文検索のトライアルが無料で使えて便利。あいかわらず、大学の検索システムは、わからん状態。

しかし、必死に探索するも成果なく。merchandisingはあきらめるしかないよう。他のキーワードで早くからやっていればよかったか・・・。今日は成果を出さねば。

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仕事の関係で、高嶋克義「営業改革のビジョン」を再読。営業改革のための要点を整理するにはうってつけの本です。問題は、営業経験のない学生がこれを呼んでピントくるかどうか・・・。どうやって学生に(学問的に)営業の勉強をさせるのか考えないといけません。

ソフィー

昨日は朝一番から,会議。その後,研究会のために神戸に向かう。道中に,観音寺のケースの添削がほぼ完成。残り少しである。お昼は,サンドイッチとあんパン。

13時30分から研究会。やや不穏な空気か。提示されたMD概念を理解しようと必死になるも,研究者が必死にならないと理解できない概念に,やや不安も。質問,やや不躾だったかも,といつも通りに不安になる。

終了後,飲み会に参加。帰りの時間を気にしながら,で,これまたいつも通り,あまり楽しめず,帰途に。新幹線は,後輩と一緒に。仕事の打ち合わせと,今日の研究会の感想。いつも通りの,がんばらないと,で締め。また,週末に一緒に仕事の予定。今度は東京だ。

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ここのところ,「ソフィーの世界」を少しずつ読み進めている。哲学だけではなく,ヨーロッパの政治,宗教の流れが絡んできて,こりゃ,すごい本である。勉強になる,けど,読むのは大変だなあ。20代に読んだ時に挫折したのは,仕方ないな,と思う。今読むのがベスト。

もうすぐ,上巻を読了。古代の思想から始まって,今はデカルトのあたり。ここまでくると少し予備知識があるから,読みやすいかも。

休日

昨日は,家族で買い物ツアー。友人の出産祝いその他もろもろを買いに,オモチャ屋と本屋へ。どちらも,子供の遊びにメニューには事欠かず(しかも,タダだし),安心して買い物ができました。

昨日訪れたオモチャ屋は,2年前に街中から郊外に移転した個人経営のお店。新しいお店には初めて伺いました。昔,インタビューしたこともあり,お客としても何度か訪れているので,オーナーも顔を覚えてくれていました。郊外での商売の様子,いろいろ伺うことができました。なかなか,大変なようですね。実力のあるオーナーですし,しゃべりもうまいので(よくお話してくれます),経営自体は大丈夫だとは思うのですが。

その後,宮脇カルチャースペースに。最近,新しい本の購入を控えていたので,いろいろ目につきましたが,とりあえず2冊ほど買いました。友人の子供へのおみやげの絵本も,いい本が見つかったと思います。

夜は晩酌してから,テレビで日本代表のサッカー観戦。日本もがんばっていましたが,いかんせん実力が違いますね。最後は,みていてややツラくなりました。

というわけで,だらだらっとした一日でした。休日っぽいといえば,そうなんですけど。こういう休日をこれからどれぐらい過ごすのでしょうかね。

お菓子の展示会

長旅から帰ってきて1週間ほど。疲れも抜けないまま仕事に復帰したからなのか、週末を前にやや疲れております。疲れていると、気持ちもなんとなく、晴れなくなります。まぁ、いつものことではありますが。

というわけで、今日の午前中は少しゆっくりしてみました。ゆっくりシャワーを浴びて、だらっとしました。お昼はラーメンの「大」(ここが重要)を食べた後に、喫茶店でこれまたゆっくりコーヒーを飲んできました。少し、リラックスして、元気になったような気はします。

本日は、15時から菓子卸の展示会に行きます。地域貢献の仕事の一環です。卸の展示会は初めてですし、しかもお菓子ですから、ちょっと楽しみです。学生も2人連れて行きます。楽しくできるといいですが。

何かおみやげがあるかなぁ・・・?