昭和史(上)

12月19日(水)

最近,英語のドラマを見て,ヒアリングの練習をしている。今見ているのは,Ugly Betty の first season(リンクを張ろうと思ってサイトを見たら,ネタバレしていた・・・)。これは会話のリスニングの練習には相当効果があって,よしよしと思っているのだけれど,子供たちが寝てからやることになるので,どうも寝付きが悪くなる。寝る前に,パソコンの強い光を見るとどうもいかんのだなぁ。

ということで,今日は睡眠不足で,ペースが上がらず。充実した日の翌日は,ペースが落ちる,という感じが続いている。本を読みながら2回も寝てしまった。まあ,そんなもんかな。

そんな中なんとか読み続けた,ライティングの本,Writing for Scholarly Publicationはものすごくよい。こういう本が普通にある,というのが,英語圏の強みだろうなぁ。読み終わったら,ここにメモを上げることにしよう。

昭和史(上)をようやく読み終わる。知らずに買ったのだけど,東大経済学部の教授が書いたアカデミックな本で,読み応えがあった。特に太平洋戦争さなかの状況は,印象に残った。終戦を告げる昭和天皇の玉音放送。あの放送の前夜には、録音版を奪取しようとする軍部のクーデターがあったのだ。結局未遂に終わるのだけど,終戦間際になっても、思想の戦いがあり,その結果として歴史が作られたことがよくわかる。

日中戦争も,太平洋戦争も回避することができた戦争だし、逆に、天皇の思い切った発言がなければ,内地決戦が本当に行われていたかもしれない。政治が混乱し,首相が頻繁に交代する様子は今の状況と似ていて,恐ろしい。下巻も読みたいけど,帰国後にゆっくり読む時間がとれるかな。



イギリスの凍てついた朝。写真をとるぐらい余裕のある朝はいいよなぁ。残り少ないイギリス生活を想うと,ちょっと複雑な気分になってきた。あと1年ぐらい入れると,いいかも・・・とか^^ 

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