イギリスの小学校

5月8日(火)

イギリスは昨日まで3連休。後の2日をほけっ・・と過ごしたせいで、ずいぶんと体が重い。ちょっと風邪気味な感じもある。ずっと気を張ってきた反動がでているのかもしれないな。気をつけないと。

子供たちも小学校に通いだして3週目に入る。今のところ楽しそうに通っている。渡航前、なんといっても子供の小学校が一番心配だっただけに、無事通学できているのは、本当にありがたい。

下の写真は登校初日。2人でお弁当袋を下げて小学校に向かう。自宅から徒歩3分のPortfields School。すごく評判のよい小学校で、ここに入るために、この場所に家を借りた、というのが本当のところ。ちなみに、次女は日本でいうと、この春から1年生なので、初めての登校になる。2人で登校するのも、やっぱり初めて。



初登校の前日、ちょっとした面談と制服購入のために、親子で小学校を訪れた。Headteacherに案内されて、子供たちと一緒に明日から入るクラスに向かう。子供たちを事前に紹介してくれるらしい。まずは次女のYear1のクラス。かっちこちに緊張している次女だが、なんとか自分の名前を英語で言えた。えらい。次に先生から「明日から、お世話をしてくれる子、誰ですか~」と声がかかると、ばばっと競うように手が挙がる。よく教育が行き届いている。親としては、これだけで少し安心できる。

長女のYear4のクラスでも、同じように、自己紹介の後に「お世話してくれる人は~」のくだりがある。やっぱり多くの手が挙がる。教室を出るときには、いろいろな子が長女に手を振ってくれる。日本で転校生、っていうと、教室の前に立たされた転校生を、教室全体が固唾をのんで見守る・・という定番の光景が思い浮かぶけど、ああいった固い雰囲気は全然ない。不思議なものである。

家に戻ってきて、子供たちに聞いてみると、やはり少しほっとした、とのこと。異国の転校生が安心して通える小学校をつくる、というのは、やっぱりちょっとすごい。おそらく、根本は小学校に務めることのステイタスが高く、優秀な人材が働いている、ということだと思う。もちろん、いろいろと問題もあるのだろうけど、素直に感心してしまった。子供たちも、いろいろなことを学んでくれるだろうと期待している。


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